メカの描き方の実践について学んでみましょう



 

 お待たせしまして申し訳ありません。では、いよいよ、やっとこ、メカ壁です。

普通の壁と差別化するために、金属の壁には、金属らしさを加えます。さて、どのようにすれば金属っぽくなるでしょうか? 某有名司会者さんではないので、手っ取り早く言いますと、光沢をつけるのです。明るさの差がつけば、ピカピカ光った金属っぽくなります。CDの裏側のように、明るさによって色が変わっても面白いかもしれません。明るさの変化量で、金属の違いも表現できます。
 


 これも普通の壁と同じように、彩度や、色気を変えることで、もっとリアルな表現になりますね。


 これで、下地はできました。普通の壁にメカ線を入れるのも悪くないのですが、下地によって、メカはよりメカらしくなるでしょう(たぶん)。




 


 メカ線も、時代によって変わってきました。この部分は、作品の個性が出る部分でもあります。最近は角を丸くして、斜め線を多く使う傾向があります。昔っぽいメカ線と、今っぽいメカ線を描き分けてみましょう。ちょっと、違いがわざとらしいですが・・・


デザインの「はやり」を憶えるには、もう、人の絵をよく見て、パクるしかないです。(パクるという言いかたは良くないですね。デザインの傾向を踏襲するといいます。良い言葉ですねぇ。)あと、実際の商品やWEBのデザインをよく観察しましょう。でも、やっぱり、最後にたよりにするのは、自分のカンとセンスです。無理矢理でも良いですから、自信を持てるようにがんばりましょう。カンとセンスの磨き方は、けっこう高度な話になりますので、プロを目指す方のためのデザインブログのほうへ書く予定です。(と、いやらしいくらい、ハッキリと。これは宣伝ですね)

 


 
では、メカ線のデザインもできたことですし、さっきの下地にのせてみましょう。

ありゃ、なにか物足りないです。イメージとぜんぜん違います。どうしたものでしょう。




 


 そもそも、メカ線とは何だったのでしょう。そこから考えたほうがいいようです。たとえば、車を考えてみてください。車の表面にある線が、ボディの継ぎ目や、ドアの合わせ目であるように、メカ線もパネルなどの継ぎ目と考えます。ただ線があるだけでなく、合わせ目ですから、その場所には細く影もつくでしょう。立体的な丸みや角もあるはずです。丸みや角は、他の平面的な場所よりも、光をよく反射するときがあります。図で書くとこんな感じです。

 


 
影については、普通の壁編で書きました。ただ、絵の具に黒を混ぜるのではなく、それぞれの影色を使います。ですから、線の部分も壁の色に馴染みやすい影色を使います。少し、濃いめがいいでしょう。次に、線に沿って、明るい部分を描きましょう。明るい部分を「ハイライト」といいます。光の方向や、視線の角度を考えて、色や明るさを調節しながら描きましょう。

 


 最後に「ハイエストライト」とか「キャッチライト」とか言われるものを加えます。「ハイエストライト」とは、明るいところの中でも、特に、光を一番反射する部分のことです。「キャッチライト」とは、元は写真用語みたいで、モデルさんの瞳の中に、照明が写り込んで白く輝いている光のことです。表情全体(写真全体)が豊かに見えるようになります。アニメ業界では、背景にはあまり聞きませんが、イラストなどだと、転用して、そう呼ぶこともあるような、ないような。

光の色の点を、角にプチプチ、点々という感じで、あまり大きくは描かずに、加えてみましょう。光の角度によっては、線の部分にハイエストライトが来ることもあります。でもそれは、かなり大きく描いた時に見える程度で、この絵の大きさだと、かえって不自然になるかもしれません。

 


 
さて、メカ線はこれで終わりです。後は、ポイントに赤いランプの部分を加えたり、文字やラインを足して、絵を作る作業になります。ここから先は、あなたの創意工夫です。




 


 今までの絵は、サンプルでしたが、仕事で描くとこんな感じになります。


C-2メカの線のある壁を描いて
みましょう

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@-1:なるべくお金を使わずに道具を
そろえたいんだけど・・・




A-1:紙との会話

A-2:絵の具を塗る

A-3:空気の感じ

A-4:雲なんか入れたいな

A-5:星だって描いちゃうもんね



B-1:海を描こう

B-2:山を描く

B-3:草原を描く



C-1:真っ直ぐな線を引きましょう

C-2:メカの線のある壁を描いて
みましょう

C-3:メカ線のある壁を描いて
みましょう(金属の壁編)



to be continued.



to be continued.



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