実際、使わないでも済むこともありますが、こういうことができれば便利という技です。結局は、手の動きと定規の動きの変化になってしまいます。基本ができていないうちにこれをやると、基本の習得が遅れます。あくまでも将来、こういうこともできるようになる、といった参考にどうぞ。
手(握り)の変化
★定規を動かさないでガラス棒と筆の距離の違い(握りの変化)で平行線を引く。
(狭い間隔で二三本だけ線をひくとき、定規を動かすのがめんどくさいときに、役に立ちます。)
★線をひきながらガラス棒と筆の距離を変えて微妙な曲線を引く。
(直線から曲線に変わっていくとき、ほんとに微妙な曲がり方を必要とするときに使います。)
★手を横に動かさないで、握りの変化で定規と直角な線をひく。
(あまり長い線は引けません。メカ線なんかで凸凹をちょっとアクセントで入れるときに使ったりします。)
★定規にガラス棒をのせたまま、握りで小さな丸を描く。
(フリーハンドでやっても変わりません。むしろ無駄では・・・?)
定規の変化
★定規を縦において溝引きをする。
(紙を縦にすればいいのですが、パンする背景の時など、紙が長くて机の上では縦にできないときに便利です。)
★定規の片端だけを机に付け、片方を浮かせたまま、溝引きをする。
(地塗りの時、紙がぬれていても、線をひきたいときに使ったりします。ある程度、堅い定規でないと、しなります。)
★定規を動かしながら線をひき、曲線にする。
(私はあまり得意ではありません。どちらかというと、フリーハンドで描いていました。)
★箸をなくしたとき、ガラス棒二つでお弁当を食べる。
(うそです。通常、箸よりもガラス棒の方を、よくなくします。)
では、次は実際に絵を描くことを想定して、考えていきましょう。
|