山を描くことによって、モノが重なったときの見せ方を学びます

 

 海の描き方は、絵の具の扱い方に重点を置きました。ですので、デジタルで絵を書いている方の参考には、あまりならなかったかもしれません。今回は、割と、汎用的に使えるコツについて述べたいと思います。海がうまく描けなかったという方も、山に向かって、どんどん進めていってくださって結構です。


 
 では、まず水墨画を思い浮かべてください。墨一色で描くので、濃淡がとても重要になっています。色をたくさん使うとき、その濃淡の重要性を忘れてしまいがちです。カラーであっても、その濃淡をうまく使えば、モノの奥行きや重なり具合を、うまく見せることができます。

 この濃淡は、空気遠近法と違って、ある意味、人為的なものです。手前のものの輪郭をはっきりさせるために、奥のものの濃度を変えてしまうのです。絵の白から黒の光のレンジは、実際に人が目にする光のレンジより、かなり狭いものです。人が白い光を見た時のの白は絵の具の白よりもかなり明るく、暗い時の黒も真っ黒です。それを紙の上に表現するのですから、なんらかの工夫が必要です。人為的にグラデーションをコントロールして、コントラストが、高くなるように細工するのです。

 左の二枚の図を見比べてください。よく背景の人は「ヌケ」を作るとか、「ヌケ」がある、などといった言い方をしています。 感性の世界ですから、人によって意味するものが多少違うのかもしれませんが(^^)、大体、はじめは、こんな風に理解していてください。

  

 

 早速、実習に入りましょう。セルリアンブルー+ライトブルーの普通の空と、茶系の絵の具を使った山を描くことにします。空気遠近法も、お忘れなく。

 左の見本は、パソコンで描いてみたものなので、大体の色見本です。絵の具で描くとすると、バーントアンバー、イエローオーカーなどの土色系に、ブルーセレスト、ヘリオトロープあたりを混ぜることになるでしょうか。パソコンで絵を描くのになれていないので、構図が悪いのと、ヘタッピなのは、大目に見てください(^^;)。

 あと、山一つ一つのコントラストに注意してください。手前の山ほど、コントラストを強くしたつもりです。

 塗り方は、今までの応用でできると思いますので、細かくは説明しないことにしましょう。



B−2山を描く

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@-1:なるべくお金を使わずに道具を
そろえたいんだけど・・・




A-1:紙との会話

A-2:絵の具を塗る

A-3:空気の感じ

A-4:雲なんか入れたいな

A-5:星だって描いちゃうもんね



B-1:海を描こう

B-2:山を描く

B-3:草原を描く



C-1:真っ直ぐな線を引きましょう

C-2:メカの線のある壁を描いて
みましょう

C-3:メカ線のある壁を描いて
みましょう(金属の壁編)



to be continued.



to be continued.



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